中日のドラフト1位、鈴木博志投手(20=ヤマハ)が6日、初のキャンプ休日を利用してイルカとの触れ合いを楽しんだ。沖縄・恩納村にチーム宿舎「ルネッサンスリゾートオキナワ」の敷地内でドルフィン・プログラムを体験。自分の指示通りにリアクションをする愛らしいイルカの姿に目を奪われた。

 「投手陣は練習の最後にプールトレをしているのですが、僕は平泳ぎが苦手で、全然進まない。どうやったら泳げるのかなと思いながら見ていました。ああいう風に泳ぎたいですね」と、羨望(せんぼう)のまなざしを向けた。クロールはこなせるが、平泳ぎは足の使い方がうまくできないと悩みを打ち明ける。とくに、最後の潜水25メートルは地獄の時間。「ホントに苦しくて、終わったら打ち上げられた魚のようになります」と笑わせた。

 同ホテルでは数種類のドルフィン・プログラムを用意。鈴木博のように水に入らず手軽に触れ合えるプランのほか、家族で1頭を借り切って泳いだり、船で沖合に出て一緒に泳ぐプログラムもある。