オリの大砲がキャンプ序盤からブレーキだ。オリックスT-岡田外野手(29)が6日、右脇腹の張りでフリー打撃を回避した。

 守備練習など通常のメニューを消化したが、打撃練習中に全体から離れて屋内練習場に移動。ティー打撃をしただけだった。T-岡田は「大丈夫です。ちょっとした痛みです」と説明。病院に行かず軽傷と見られるが、8日までの第2クールは別メニュー調整となる見込みだ。

 キャンプでは打撃練習中に首をかしげる場面が何度もあった。責任感の強い選手会長は、この日も打撃がしっくりしない? と問われて「まさにその通りです」と渋い表情を浮かべた。マジメな性格だけに無理が重なった可能性もある。福良淳一監督(57)も「そこまでひどくない。ひどくなる前にストップをかけた」と、軽傷を強調。序盤のつまずきが今後に影響しなければいいが…。