侍ジャパン山崎康晃投手(25)が守護神の役割を果たした。

 9回のマウンドに上がると、スタンド全体がヤスアキジャンプで後押し。「声援が僕の武器の1つでもある」と、緊張感を漂わせながら先頭の4番を右飛に打ち取ると、2人目を空振り三振。直球と縦に落ちるツーシームが、国際舞台でもさえ渡った。セーブを記録し「僕の仕事は3つのアウトをどうとるか。もっともっと突き詰めていって、日本のレベルの高さを示していきたい」とさらなる成長を誓った。