巨人上原浩治投手(42)が、10年ぶりの日本での開幕をかみしめた。

 試合前には球場を暗転し、選手1人1人が紹介されてから入場する演出が行われた。上原の名前が呼ばれると4万人越えの観衆から大歓声が起こり「日本独特のセレモニーで、歓声をいただいてありがたい」と喜んだ。

 この日の登板はなかったが、「まだグラウンドに出ていないので、(試合の)雰囲気は味わえていないけど、体はいつも動かしている。出るだけじゃなく抑えないと意味がないので」と登板に備え、気を引き締めた。