日本ハム栗山英樹監督が57歳の誕生日を勝利で飾った。

 3回に先行されたが、4回に石井一が同点適時打。5回には近藤と中田の連続適時打で2点を勝ち越し。先発マルティネスは8回途中まで2失点と粘り、宮西、石川直、トンキンと継投して1点リードを守りきった。

 栗山監督は「選手たちが一生懸命勝とうとしてくれた。いつでも、そういう姿を見られるのは幸せ」と、少しだけ感慨に浸った。

 これで2年ぶりのバースデー白星。チームは今季2度目の4連勝。貯金も今季最多4、今季2度目の同一カード3連勝など栗山監督にとってのメモリアルデーに景気の良い数字が並んだ。

 試合前練習が始まる前には、報道陣から贈られた、バースデーケーキを笑顔でパクリ。北海道の形をモチーフにした特製ケーキに「最高です。いやぁ(北海道の形が)きれいですね。感動しました。この年になって誕生日を誰かに祝ってもらうのは幸せなこと。また気持ちを新たに選手たちのために一生懸命やっていきます」と、心新たに臨んだ試合で快勝した。

 ちなみに栗山監督は今季が就任7年目。過去も含めたバースデーゲームの結果は以下の通り。

 12年 ロッテ戦(東京ドーム) ○2-1

 13年 試合なし

 14年 ロッテ戦(札幌ドーム) ●1-3

 15年 オリックス戦(札幌ドーム) ○3-1

 16年 楽天戦(札幌ドーム) ○3-1

 17年 ソフトバンク戦(ヤフオクドーム) ●1-4

 18年 オリックス戦(札幌ドーム) ○3-2

 通算6試合で4勝2敗となった。