昨春のセンバツで4強入りした早大・西垣雅矢投手(1年=報徳学園)が、フレッシュリーグの明大戦で公式戦デビューし、9回2失点で完投した。

 8回までは4安打無失点の完封ペースだったが、9回に2点を奪われた。「チームを勝たせる、勢いを付けるピッチングをしようと思った。終盤、体力も落ちましたし、しっかり練習をして、できるだけ早く、上(リーグ戦)で投げられるように頑張りたいです」と話した。

 同い年の存在を刺激に変える。高校時代、バッテリーを組んだ明大・篠原翔太捕手は、東大1回戦でリーグ戦デビュー。チームでも徳山壮磨投手、岩本久重捕手(ともに大阪桐蔭)もリーグ戦デビューした。「僕以外のスポーツ推薦の選手は(リーグ戦の)ベンチに入っています。(徳山ら)ライバルもいますし、勝つくらいの気持ちでやらないと、上では投げられないと思います」と力を込めた。試合は2-2で引き分けに終わった。