日本ハムは2日、中継ぎ陣による社会貢献活動の支援先を、今季から一般社団法人「北海道こどもホスピスプロジェクト」に変更すると発表した。

 中継ぎ陣が挙げたホールド、セーブ数の総数で支援額を決定。15年から17年まではNPO法人iCareほっかいどうへ、ホールド数+セーブ数×1万円で総額440万円を寄付した。

 今年から支援する「北海道こどもホスピスプロジェクト」は、小児がんなどの重い病気を抱えながら生きる子供と家族が、病院と自宅以外に安心して過ごすことが出来る施設をつくろうとしているプロジェクト。英国発祥の「こどもホスピス」は、東京などに3カ所開設。北海道には21年設置を目指し、活動している。

 中継ぎリーダーの宮西尚生投手は「僕らをきっかけとして1人でも多くの方に、こういう支援活動があることを知ってほしい。少しでも多くのホールド、セーブ数で貢献したい」と訴えた。