西武の鈴木葉留彦球団本部長は9日、左肩の張りで6日に出場選手登録を外れた菊池雄星投手が、今月下旬の1軍復帰を目指していくことを明らかにした。「ドクターの話だと、少しずつ強度を上げながら、2、3週間で復帰をするのがいいということ」と説明した。

 8日に東京都内の病院で肩の「機能低下」と診断され、投げることに支障はないが、投球後の回復が遅い状態だという。今後はキャッチボールなどを再開し、肩周りの強化にも励んでいく。

 菊池は首を寝違え、3月14日のオープン戦を1イニングで降板。そこから左肩の張りを訴えていたという。今季は6試合に登板し、5勝0敗、防御率3・86だった。