虎打線は大敗ムードの中、復調モードに突入できなかった。

 阪神キャプテン福留に今季2試合目の休養日を与え、ここまで打率3割1分6厘と好調の植田も発熱で欠いた一戦。2回終了時点で9点ビハインドを背負うと、左腕ジョンソン相手に反発力を見せられずに4安打1得点で完敗した。片岡ヘッド兼打撃コーチは「こういうゲームをできるだけしないようにしないといけない」と厳しい表情で言葉に力を込めた。これで3試合連続で2得点以下。同じパターンを今日12日も繰り返すわけにはいかない。金本監督は植田の状態について「熱が下がって、どうやろう。分からん。明日(12日)も、ちょっと難しいかも分からんな」と説明。苦境はチーム全体で乗り切るしかない。