天理大が“記録的”勝利で、3季連続優勝へ王手をかけた。初回に先制を許すも直後に追いつき、終盤まで得点を重ねて突き放した。

 2ランを含む4打数2安打3打点と大勝に貢献した指名打者の権代雄太郎(4年=安来)は、これでリーグ最多記録に並ぶ今季通算25安打。前節の大体大との3回戦ではリーグ新記録の1試合23安打を放ち、4番の田中秀政内野手(4年=明徳義塾)も同戦の4打点でリーグ新記録の18打点をあげるなど、続々記録を更新中だ。

 20日の2戦目に勝利すれば全勝ち点をあげての優勝が決定。権代は「明日は勝ちを意識しながら記録を抜きたい気持ちはあります」と意気込んだ。