楽天先発のドラフト1位ルーキー近藤弘樹投手が、緊急降板した。

 2点を追う5回1死二塁打者亀井の場面。カウント1-1から3球目を投げ終えると、下半身に痛みを訴えベンチで治療を受け、そのまま青山と交代した。右ふくらはぎ、右太ももをつったため。デビュー戦は、4回1/3を6安打2失点の内容でプロ初勝利を逃した。「変化球を低めに集めないと。一流の打者は逃してくれない」と初回、ゲレーロに抜けたスライダーを本塁打されたことを反省した。

 その一方で直球は最速151キロをマーク。梨田監督は「思っていた以上に直球に魅力がある。使っていいと思う」と次回登板を示唆した。