阪神糸井が右翼守備で不安定な飛球処理を繰り返し、7回から守備固めを送られた。

 4回1死後、中村の飛球を見失って二塁打にしてしまう。3、6回も飛球の落下地点の目測があやふやで、体勢を崩しながら捕球するのが精いっぱい。前日8日の雨で水を含む芝生に足を取られるなど、周囲もヒヤヒヤだった。金本監督は「風が、いつもの風と違っていた。3回、ああいう守備を見ると代えた方がいいかなと。下(芝生の状態)も悪かったですし」と説明した。5月31日ソフトバンク戦でも飛球の目測を誤って、致命的な適時三塁打にする失敗があり、今後は手堅さを求められる。