日本ハム横尾俊建(としたけ)内野手(25)が、決勝の「おにぎり弾」を放った。

 1-1の終盤8回。1死走者なしで、ヤクルト中尾の初球143キロをバックスクリーン左に放り込んだ。決勝の6号ソロに、本塁打後の恒例のパフォーマンス「おにぎり」を握って喜んだ。

 お立ち台では「本当に緊迫した場面で、覚えていません…」と照れ笑い。好きなおにぎりの具は「何でも好きなんですけど…シャケ」と明かし、観衆の笑いを誘った。ぽっちゃり体形と、屈託のない笑顔で「ゆるかわいい」のが魅力の3年目スラッガーは「これからも、もっともっと握られたら」と宣言した。