ヤクルト原樹里投手が、今季初勝利を上げた。

 4-6と差を2点に広げられた9回1死一塁の場面で、マウンドに上がった。

 打席には中日の4番ビシエド。カウント1-2からの5球目、147キロのシュートは投ゴロになった。折れたバットも飛んできて「気になりました」と振り返ったが、打球をつかむと迷わず二塁へ。その後一塁にも送られ、併殺となった。

 今季は7試合に先発しながら0勝5敗。6月途中から中継ぎに転向し、7試合目で初勝利がついた。「ことなこともあるんですね。野手の方が、よく打ってくれました」と感謝していた。