広島の新外国人ジョニー・ヘルウェグ投手(29)が3日、マツダスタジアムで入団会見した。

 「とてもわくわくしている。ここ2、3年は日本に行きたいと思っていた。素晴らしいチームに入れてうれしい」。米球界では主にリリーフ登板を務めてきた。13年にブルワーズでメジャー1勝の経験がある。今季はパイレーツ傘下3Aで24試合に登板し、1勝1敗11セーブの成績を残している。

 200センチの長身から投げ下ろす球は威力があり、今季は100マイル(約160・9キロ)もマークしたと自己申告。投球スタイルを聞かれて「パワーピッチャー。速いシンカーでゴロを打たすのを心がけている」と話した。

 米国ではファンから「ヘルボーイ」や「ヘルレーザー」と呼ばれていたという。「ヘルボーイ」は映画タイトルで、体の大きな主人公に由来するという。

 新天地でもブルペン陣の一角として期待される。「(米国で)終盤を任される投手をやっていた。任せてもらえたら光栄だし、入っていける投球をしたい。そういう場面で活躍したい。チームに貢献することにこだわりたい」と重責を担えるように意気込んだ。