ウエスタン選抜でソフトバンク育成の周東佑京内野手が、マルチ安打で日本ハム清宮とともに優秀選手賞に輝き、支配下登録選手へ存在感をアピールした。

 3回1死から左中間二塁打を放ち先制のホームを踏むと続く4回にも左前安打を放った。9番右翼で先発したが途中から一塁も守るなど守りでもユーティリティーぶりを発揮した。

 「(2安打)シーズンでもなかなかない活躍ができたと思う。(2打席連続安打後の3打席目は右飛)本塁打を打ちたいと思って1発狙っていた。やるからにはMVPを取りたかった。(ウエスタン選抜の水本監督も称賛)なかなか名前が挙がらないのでうれしい。支配下登録選手の期限が7月だと思っている。今日はいいアピールができたと思う。支配下からでもプロでやれるところを見せていきたい」。

 背番号121の韋駄天男が、この日は巧みなバットコントロールで賞金50万円をつかんだ。