ヤクルトが、ライアン小川で首位広島を追う。小川は30日、神宮外苑でキャッチボールなどで調整した。横でボールを投げていたブキャナンとカラシティーが小川のフォームをまねて暴投を連発!? する中、本家は安定した下半身で力強い球を投げ続けた。「直接対決できるので、1個でも多く取れれば差が縮まる」。広島との決戦へ意欲を見せた。

 小川は「前回(24日・巨人戦、6回2/3を2失点)はちょっとストレートが弱かった。だからトレーニングに変化をつけながらやりました。(ウエートの種目で)やっていなかったやつをやったり、ジャンプ系を増やしたり」と今週の調整内容を説明。この日は猛暑の中、ダッシュも繰り返した。「大事なのは8月、9月。そこでどう戦えるか。そのためにやることをやっていかないと」と終盤の優勝争いも視野に入れた。