江戸川中央が09年以来の全国制覇にあと一歩及ばず、3位となった。

 「相手が強かった。特に(先発の)三奈木(亜星)くんの気迫、絶対に負けられないという気持ちが強かった」と、屋代剛一監督。昨年1回戦で山口東を破った時に2年生だった相手エースの三奈木を攻略したが、今回は130キロ台前半の速球に押された。4点差をいったんは1点差まで追い上げたが、5回に集中打を浴びて4点を失い、三奈木に抑えられてそのまま2年連続ベスト4で敗れた。「最後は相手打線に破壊されました。優勝を期待できたチームでしたが、力負け、体力負けでした」と屋代監督。

 先発した山岡航大(こうた)主将(3年)は「相手打線は厳しいコースも振り抜いてきて、ミート力がすごかった。自分たちにはないものを持っていると思いました」と相手をたたえ「自分たちも全員で高めあってきたいいチームだと思います」と、胸を張った。