広島九里亜蓮投手(26)が6日、マツダスタジアムでジョンソンや岡田ら先発陣とともに練習を行った。最高気温37度と予報された中、強い日差しを浴びながら、キャッチボールやショートダッシュなどを行い、大粒の汗を流した。

 前回登板の1日ヤクルト戦で6回まで1失点の好投も、7回に5点を失った九里は「体力的なところというよりも、ベースカバーが遅れてしまった…。同じ失敗はしないようにしたい。ゾーンの中で勝負していければ」と話した。

 チームは最短で、九里が次回登板する8日中日戦にもマジックが点灯する。だが「マジックがよく分からない。どうなったら減るのかも…」と苦笑い。ただ、チームは着実に優勝という頂点に向かっているだけに「自分はしっかり行けと言われたところで自分の持っている力を出し、やるべきことをしっかりやるだけ」と表情を引き締める。

 また、前日5日にプロ最短3回途中降板の高橋昂也投手(19)の姿はなく、この日1軍出場選手登録を抹消された。