広島が初対戦の左腕メルセデスを攻略し、6連勝を飾った。

 1回に鈴木が先制2ラン。4回は4連打で2点を追加し、6回も西川の適時打で5点目。終盤にも巨人のブルペン陣を打ち崩した。先発の野村は7回途中3失点で6勝目。8回無死満塁からは1軍復帰の今村が登板し、無失点でしのいだ。阪神が勝ったため、優勝マジック点灯は11日以降にお預けとなった。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

 緒方監督(自ら切り出し)今日の一番は(野村)祐輔。久しぶりに素晴らしい投球だった。状態の良さにプラスして、石原がさえていた。本当にいいリードをしてくれたよ。内野陣もしっかり守って難しいゴロをアウトにして(投手を)助けていた。

 -打線もよく打った

 緒方監督 (鈴木)誠也のホームランから始まって、誠也の2本目も大きかった。最後の(田中)広輔のホームランもね。ホームランだけじゃなく、つなぎの中でタイムリーが下位打線から出て、非常にいいゲームをしてくれた。

 -メルセデスを攻略

 緒方監督 (初対戦は)球筋を見たがるけど、積極的にいってくれということで。打者もストライクを積極的に振っていたね。

 -今村が厳しい場面を抑えた

 緒方監督 猛もいい投球をしてくれたね。球は戻ってると思う。真っすぐも良かった。

 -ジャクソンが心配

 緒方監督 大丈夫、大丈夫。