阪神梅野隆太郎捕手(27)が、2安打1打点と敗戦の中、気を吐いた。

 2点を追う2回、2死一、三塁からブキャナンの内角への147キロ直球をはじき返し、三塁線を抜ける適時打二塁打。初回に2点を奪われるなど、相手に傾いた流れを一振りでくい止めた。「神宮ではある程度打ち合いになる。なんとか打てるところで1本とは思っていた」と振り返った。

 この日は4回の第2打席でも2死一、二塁の好機から左前打を放った。打撃好調の梅野は8月に入り、月間打率3割5分1厘をマーク。下位打線ながら、チームをバットでもぐいぐい引っ張っている。