九産大が宮城圭汰投手(4年、南風原)の快投で、関東学院大に2-0で完封勝ちした。

 0-0で迎えた5回1死から1番野口玲王(4年、柳川)が四球で出塁。盗塁などで三塁まで進塁した後、相手の失策で1点を先制。8回にも1点を追加した。先発した宮城は持ち味の打たせて取るピッチングで1安打完封で2年ぶりのベスト4進出に貢献した。

 九産大は全日本21回目の出場で2度優勝を誇る強豪だが、2002年の第54回大会以来、優勝から遠ざかっている。16年に久しぶりに決勝に進出したが、中大に2-8で敗れている。試合後、宮城は「試合展開が接戦だったことや、最終学年としての責任感から、この試合にかける思いが強かったです。2年前の全日本の決勝で中央大さんに負けているので、今回は必ずリベンジを果たし、優勝します」と意気込んだ。