東都春季リーグ覇者で優勝候補の中大が、2年ぶり13度目の優勝へ“マジック2”とした。3-2で迎えた5回、松元孝平(3年、沖縄尚学)の二塁打で2点を追加。6回にも連打から4点を挙げるなど、10ー3で国士舘大に大勝した。

 1回戦から3試合の合計得点は実に27点。昨年の決勝で同志社大に3-4と1点差で敗れた悔しい経験が、勝負強い打撃につながっている。松元は「昨日、一昨日と大差で勝ったため、序盤の接戦で少し慌てたが、日ごろの練習を思い出し、後半は落ち着いてプレーできた。1、2打席目はチャンスで回ってきたのに凡打に終わっていたので、3打席目は必ず打って返すという思いでバッターボックスに入った。明日からも2試合続くが、先のことは考えずまず明日全力で勝ちたい」とコメントした。