先発した阪神ランディ・メッセンジャー投手が、粘りの投球を見せたものの、日米通算100勝目はまたもお預けとなった。

初回に2死から大島に左前に落ちる安打で二塁まで進まれ、直後連続四球で満塁のピンチ招いた。しかし、高橋を外角への変化球で空振り三振に退け、窮地を脱した。

7回には1死二、三塁の場面で、内野が前進守備を敷く中、大島を二ゴロに仕留めるも、二塁手糸原の本塁への送球が高めに浮いて、三塁走者が生還。1度はアウトの判定もリプレー検証で覆され、同点とされた。

7回5安打3失点(自責点2)。115球の熱投に「調子は悪かったけど、なんとかゲームは作れたと思う」と役割はまっとうした。