阪神が神話崩壊で痛恨、今季初のサヨナラ負けだ。6回終了時にリードしていれば41戦40勝1分けで無敗だったが、7回にメッセンジャーが糸原の野選で追いつかれて暗転し、ついに初黒星。上位浮上を目指すが最下位中日に痛いカード負け越しとなった。

金本知憲監督は奮闘を続ける中継ぎ陣をかばいながらも、バッテリーに注文を付けた。

「責められない? そうですね。まあ、そういう流れになってくる。(カウント)0-2から打たれたりとか。口酸っぱく言っていることが点につながっています。悪い流れになるということも。あれから暴投が生まれたり。今年はそういう空気だから。ずっと一緒ですよね」。

日米通算100勝を目指した先発メッセンジャーも自らのミスで失点。

「ランディの悪送球といい、あれで2点をあげるとやっぱりね。なかなか勝たせてもらえないですね」。

敗戦のなかでの収穫も挙げた。

「スクイズを一発で決めたり、食らいついて梅野がボテボテのゴロを打ってくれたりとか。タイムリーではないけど、いい点の取り方をできた」。

「しぶとくいけた。これからも大事にしてほしいですね」。