阪神が難敵菅野に完封負けを喫した。初回に無死一塁の好機をつかむも送りバント失敗の併殺。その後も序盤は制球が乱れていた右腕を仕留めきれず、前夜に続いて2試合連続の0点負け。長期ロードの勝ち越しも消滅したが、このままズルズルと後退していくわけにはいかない。

▼阪神は今季の巨人戦で7勝13敗となり、5試合を残してカード負け越し決定。12年から7年連続となった。勝ち越したのは07年14勝9敗1分けが最後で、これで連続11年にわたり勝ち越しがない。

▼阪神の2試合連続完封負けは今季初で、昨年9月24、25日DeNA戦以来。相手の先発投手にいずれも完投を許したケースに限ると、11年5月20日ソフトバンク戦山田、21日同戦杉内以来、7年ぶり。

▼巨人戦での2試合連続完封負けは、08年7月23日、8月12日以来10年ぶり。2日連続では、04年6月18、19日以来14年ぶり。