西武が打ち負けた。

先発十亀が大乱調。初回に5点を失い、2回には井上に3ランを打たれた。2回8安打8失点でKOされた。

ところが、打線がすぐに追い付いた。2回、打者11人の猛攻。山川の同点満塁弾など、この回だけで4安打8点を奪い、追い付いた。

4回には、中村の適時打で1点を勝ち越した。しかし、5回以降、リリーフ陣が5点を失い、再逆転負け。打線は5回以降は得点を奪えなかった。

辻発彦監督は「長い試合だった。4時間20分か…」とお疲れの様子。「0-8から始まって、よう8点、取った。次に、どっちが1点を取るかというところで、うちが1点を取って。よっしゃ、と思ったけど。その後のチャンスで点が入らなかった」と振り返った。

十亀については「(先発が2回で降板では)投手が足らなくなる。ご覧のとおり。これだけ、らしくない投球が続くと。(原因は)分からない。心配」と首をかしげた。