DeNAが2度の3点リードを守れず、今季のヤクルト戦負け越しが決まった。

初回にロペスが20号先制3ランを放つも、先発今永が守りきれずに5回に同点。直後にソトの29号3ランで勝ち越したが、継投策が裏目に出てエスコバー、三上、砂田の3投手をつぎ込んだ6回に2失点。8回に三嶋が追いつかれ、9回にパットンがヤクルト雄平に決勝ソロを許した。

アレックス・ラミレス監督は「(先発の)今永は初回を3者三振に抑え、ロペスの3ランで完璧なスタートだったが…。ヤクルトに少しずつ流れを持っていかれ、その流れを止められなかった」と険しい表情。今季50試合目の登板となった三嶋に7、8回と2イニングを任せた判断については「7回のピッチングがよかったこともあったが、もともと8回も続投と考えていた。9回を1点リードで迎えていたら、ヤス(山崎)でいって、バックアップにパットンの予定だった。三嶋は良かったが、向こうに流れがあると得点されてしまう」と説明した。