現役引退を表明した中日浅尾拓也投手と野本圭内野手が試合後に引退セレモニーが行われた。

野本は8回に代打で登場し、一ゴロでヘッドスライディングを見せた。「どんなときでも暖かいご声援を下さったファンの皆さま、感謝しています。今後はドラゴンズファンとして選手を応援していきたいです。10年間ありがとうございました」とあいさつした。

浅尾は9回に阪神中谷と対戦。5球目にあわや本塁打性の特大ファウルを打たれたが、最後はフォークで空振り三振を奪った。「つらかった時期が多かったですけど、野球を続けて良かったです。初登板も最終登板も阪神でした。今日対戦してくれた中谷君が全力で勝負してくれたことを本当に選手としてうれしかったです。ありがとうございましたとお伝え下さい。12年間でしたが、たくさん応援していただきありがとうございました。これからもドラゴンズを応援し続けていきます」と感謝した。

10、11年リーグ連覇を支えた2人は最後に場内を1周してファンに別れを告げた。