雨ニモマケズ…。オリックス山岡が49分間の中断を乗り越えて7勝目を挙げた。

2回表終了後に雨脚が強まり水入り。再開直後に井上に中越えソロを許したが、その後はゼロ行進で8回を6安打1失点に抑えた。これでプロ入りから2年連続で規定投球回に到達。今季最多130球を投げた山岡は「大量点を取ってくれたので気持ちを切らさずにいきました」と打線に感謝した。

今季は春先から苦しみ5月5日ソフトバンク戦から8連敗。3カ月以上も白星から遠ざかった。8月からは中継ぎを経験。山岡は「そんなに結果を残せなかったけど、後半はいろいろと経験させてもらった」と試練の2年目を振り返った。今季限りで退任する福良監督は「ずっと言ってるように勝てる投手。ボールはいいものを持っている」と期待。シーズン終了まであと1試合先発する可能性もある。