2位を確定させているヤクルトは、バレンティンが37号ソロを含む3打点を挙げるなど、10月負けなしの5連勝を飾った。貯金は9。

小川淳司監督(61)は「初回からいい攻撃ができた。(バレンティンは)内容が非常にいい。約1カ月ちょっと、あまり打てない時期が続いたけど、少し良くなってきていると思う」と言った。

先発の石川雅規投手は5回無失点の好投で7勝目(6敗)。

「しっかりと結果を残さないといけない立場だと思っている。5回ですがゲームをつくれて良かった。なかなか思うようなピッチングができなかったけど、僕自身レギュラーシーズン最後。家族も来た中で、今年初めてお立ち台に上がれて、今年の中で一番うれしい」とかみしめた。

小川監督は「良かったと思います。真っすぐが切れていたように感じた。制球の不安定さは見られたけど、ボールそのものは良かったと思う」と評価した。