阪神陽川尚将内野手が、甲子園最終戦で意地の決勝タイムリーを放った。同点で迎えた7回、1死から大山が右翼線を破る二塁打で出塁。

チャンスの打席で今永が投じた低めの変化球にくらいつき、中堅越えの二塁打で勝ち越しに成功した。「大山がつないでくれたので、つなぐ意識でいったのがいい結果につながりました」と振り返った。

この日は3打数3安打の猛打賞。ウィーランド、浜口、今永と3投手から結果を残した。「どんな投手でも打席で集中して結果を求めてやるだけなので」と淡々と振り返った。本拠地最終戦での勝利。虎党に向けて「最後まで声援を1年間通して送ってもらった。なんとか最後勝って終わりたかったので、よかったです」と感謝を口にした。

5年目の今季は自己最多74試合出場、打率2割5分5厘、48打点、6本塁打の成績だった。