今季限りで辞任する阪神の金本知憲監督が、若手主体の指名練習に姿を見せ「彼らが今後大きく育ってほしいという目で見ていた」と晴れやかな表情で話した。13日のナゴヤドームでの中日戦が最後の指揮となる。

金本監督のコメントは以下の通り。

-甲子園で指揮を執るのは最後だ。いろんな思いがある

金本監督 どうかなあ。どうやろ。今日、ずっと若い選手を見とったからね。彼らが今後、大きく育って欲しいなという目で見ていましたけどね。

-3年間、伸びていった選手もいた

金本監督 順調に伸びている選手、伸び悩んでいる選手と。高山なんかね、いま。フェニックス・リーグに行っている選手もいるけれど。いろいろいるよね。一概には表現できないけどね。

-13日中日戦は今季最終戦だ

金本監督 別にないよ(笑い)。特にないですよ。普通にやればいいと思う。

-いいところを最後、若い選手に見せて欲しい

金本監督 そうですね。まあ、投手もできれば、いつも言っているように自分の持っているものを出すというかね。いいものをどんどん。四球を出してもいいから、いいストレートをどんどん投げ込んでほしいと思うしね。