日本ハム木田優夫ゼネラルマネジャー(GM)補佐(50)が、2年連続の大物獲得に自信をのぞかせた。21日、宮崎で行われているフェニックスリーグを視察。昨年ドラフトで7球団競合の末に清宮を引き当てた「黄金の左」に、再び運をためこんでいることを明かした。

今年のドラフト戦略では、大阪桐蔭・根尾昂内野手(3年)を最上位候補に位置づけている。他球団との競合は必至で、抽選の場合は同GM補佐の「再登板」も決まっている。この日、選手たちの動きに視線を送っていると、付近に鳥のフンがポトリと落ちた。自慢のスーツが汚れることはなかったが、「実は、オレ…」と切り出したところによれば、今春に神宮でスカウト活動中、すでに“被害”にあっていたという。汚れたのは左肩。「誰かに肩をたたかれたかと思った」と苦笑いするが、しっかり“ウン”を補充した。

昨年「左手で行け」とアドバイスされた明石家さんまからは、「(今年は)口で引け」とむちゃ振り!? されているが、再び伝家の宝刀「左」を抜くことになりそう。この日の韓国・ハンファ戦(生目第2)で2試合連続安打を放った清宮も「楽しみですね。(中継を)ゆっくり見られればと思います」と注目。今年も、全国の野球ファンの視線を集めることになりそうだ。