「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が今日25日に開催される。

ヤクルト小川監督が「ワインレッド」で、幸運の女神の「心」を振り向かせる。今日のドラフト会議では公言通り、大阪桐蔭・根尾を1位指名する。競合は必至だが、小川監督は1位指名のくじ引きでは過去4戦4敗。予想では、根尾の交渉権を懸けた抽選順は最後の可能性が高い。残りくじに、福はあるか-。24日の秋季練習前、指揮官は「念じるしかない」と当たりくじゲットへの願いを込めた。

今以上…の運気を得るため、満を持して“勝負アイテム”を投入する。今年の自身のラッキーカラーは「ワインレッド」。今季の勝負どころとにらんだ9月11日からの巨人3連戦では、愛車内で玉置浩二の「ワインレッドの心」を流して東京ドームに向かって運気を高め、2勝1分けで2位確保への加速度をつけた。

それ以上…の大勝負となるドラフトには「ワインレッド」カラーのネクタイで臨む準備を進めている。小川監督は「ワインレッドの心だな。自信を持っていこう。今年は当たるといいね」と、透き通った瞳のままで決意を口にした。消えそうに燃えそうな「ワインレッド」のネクタイで、根尾との運命の赤い糸をたぐり寄せる。【浜本卓也】