東都大学リーグ2部の青学大・河原井正雄監督(64)が復帰1年で勇退することが29日、明らかになった。来春シーズン終了後の7月に65歳の定年を迎えるため、区切りとして今年限りで後進に道を譲る決意をした。

河原井監督は87年に監督に就任し、前侍ジャパン監督の小久保裕紀氏、ロッテ井口資仁監督ら多数の選手をプロへ輩出した。

14年秋に勇退するまで、監督生活27年間で12度リーグ優勝し、全日本大学選手権を4度制覇。今年4年ぶりに監督に復帰したが春は4位、秋3位で1部復帰はかなわなかった。

今秋最終戦となった国士舘大戦で敗れた後「生徒も勝ちたかったし、おれも勝たせてあげたかった。責任という部分もある。申し訳なかった」と話していた。

後任については現在協議が進められている。