ドジャース前田健太投手(30)が日米野球のMLB選抜チームと合流し、古巣広島の本拠地・マツダスタジアムで行われる第4戦での先発登板に向けての意気込みを語った。3年ぶりの凱旋(がいせん)に心躍る様子で「マツダで久しぶりに投げられるというのは僕にとってすごくうれしい。成長した姿を見せられるように投げたい」とファンに誓った。

投げ合う相手の広島の後輩、大瀬良と練習前に再会し「今年最多勝取って、僕の方が追い抜いた」と“挑発”されたことを明かしたが、それでも笑顔で「マツダで投げ合う日が来るとは。僕も本当に楽しみなんで、彼に負けないように胸を借りるつもりで、一生懸命投げたい」と話した。

侍打線に投げるのも楽しみにしている。「すごく抑えるのが大変だと思いますし、抑えられるか僕も分からない」と警戒しつつ、ワールドシリーズ最後の登板から中16日でのマウンドに臨む。