西武からドラフト1位指名を受けた日体大・松本航投手(21)が13日、都内ホテルで球団と入団交渉を行い、合意に至った。

契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円で、新人としての最高評価を受けた。

心境を問われ「昔からの夢であったプロ野球選手になれたうれしさと、チームの一員となる緊張感で身が引き締まる思いです」と話した。

プロで目標とする選手には、交渉相手であった渡辺久信球団本部シニアディレクター(SD)兼編成部長を挙げた。「僕が生まれた96年にノーヒットノーランをされたと聞きました。僕も記録を作れる投手になりたい」と話した。

渡辺SDは「ビックリ。もっと目標にする投手、いるでしょう」と笑顔。評価する点については「ストレートもそう。変化球も多彩。一番は試合をつくる能力にたけている」と話した。(金額は推定)