ソフトバンク工藤公康監督(55)が23日、東京都内のホテルで行われた名球会総会に参加した。

明日24日の「セ・パ対抗戦」での登板に意欲を見せた。すでに先発は野茂氏で発表されているが、パ・リーグには投手が少なく、工藤監督にも複数イニングの登板が期待されている。「いつもの打撃投手のような球では打たれてしまうので…。でも(球の)速さは求めないで」と複雑な心境を明かした。

17年の宮崎での東西対抗戦では先発し2回を投げると3回からは右翼の外野守備につき5イニングフル出場した。今回も55歳はまだ若い部類に入るため、投手以外での出番も期待されている。「ユーティリティープレーヤーは僕も好きですし、大事ですが…。(張本監督が)行けと言うところで行きます。何か選手になった気分でいいですね」と笑った。