DeNA東克樹投手(22)が24日、横浜スタジアムで開催された野球教室「キッズベースボールフェスティバル2018」に参加した。

プロ入り後、初めての講師役。ピッチングのアドバイスなどを行い、神奈川県内から集まった小学生と触れ合った。

約2時間の指導の後は「好きで続けている野球だと思います。どんなことがあっても逃げずに、大きな目標を持って、頑張って練習して下さい」とメッセージ。「みんな元気で、自分も小学生の頃はあんな感じだったのかな、と。童心に帰ったというか、いろんな子を見られて楽しかった」と笑顔をみせた。

少年時代、元中日の今中慎二氏が講師を務めた野球教室に参加した経験があるという左腕。「今中さんは体がすごく大きくて。その時は子どもたちが言うことを聞かなすぎて怒られました。今なら、何で怒られたのか分かりますけど」と苦笑いで振り返った。

代表メンバーに選出されていた日米野球は左肘炎症のため辞退したが、リハビリに励み、11月上旬からキャッチボールを再開。同22日には捕手を座らせ、30球のブルペン投球を行った。「痛みもなく投げることができました」と、2年目の来季に向け、順調な回復ぶりを伺わせた。