こじまじゃないよ、おじまだよ! ロッテのドラフト3位、早大・小島和哉投手(22)がプロでの知名度アップを誓った。5日、新人9選手がそろって、さいたま市内の菓子工場と浦和球場、寮を見学。「トレーニングジムがあったり、きれいな施設だった。どんどん使って成長していけたら」とじっくり見て回った。現在は1月の新人合同自主トレに万全で臨むべく、卒論執筆のかたわらトレーニングを進める日々だ。

名字の「おじま」は、初対面の人によく「こじま」と間違えられる。浦和学院時代にセンバツ優勝、東京6大学リーグで通算22勝も「過去の実績はその世界でしか通用しない。早く活躍して、顔と名前を覚えてもらえるように頑張る」と一から出直す覚悟。名前が1字違いのお笑いコンビ、アンジャッシュ児嶋一哉は「こじまだよ!」のギャグでおなじみだが、「おじまだよ!」と突っ込まずに済むよう、実力で名前を売っていく。【鎌田良美】