衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZO前澤友作社長が(43)が11日、プロ野球への参入をいったん断念する意向を明かした。自身のツイッターを更新。以下のよう書き込んだ(原文まま)。

「複数の球団オーナー様や野球関係者様との面会を通し、球団保有の可能性を探ってきましたが、近々での球団保有はいったん断念することにしました。すでにその旨をNPB斉藤コミッショナーにも公式にお伝えしております。残念ですが引き続き別の形で野球界に対する応援ができればと思います。」

「野球少年だった自分が、生まれ故郷千葉を代表する球場に『ZOZOマリンスタジアム』としてネーミングの協力ができること自体が奇跡です。もっと夢を拡げて球団保有も想像しましたが、今回は努力と勉強不足でした。夢は夢として諦めず持ち続けたいと思います。」

千葉出身の前澤社長は7月、ツイッターでプロ野球の球団経営に意欲を見せ、シーズン後にプランを提案するとしていた。千葉が本拠地のロッテは即座に球団売却を否定。10月にも同社長は「思いは確かに持ってますし、動いてないこともないので」と話したが、斉藤コミッショナーは「具体的な提案はない」と参入を否定していた。