中日のドラフト5位垣越建伸投手(18=山梨学院)が6日、他の新人4選手とともに名古屋市中川区のナゴヤ球場に隣接する独身寮「昇竜館」に入寮した。

垣越の部屋にはベッドとソファだけ。「ゼロからなので何も持ってこなかった。高校の時は余計なものがいっぱいあったので、同級生や後輩にあげたり、捨てたりしました」と、真っ白で入寮した。

商売道具のグラブは新調し、新品の青いグラブが棚に置いてあった。「高校時代は青は使えなかった。青は前からかっこいいと思っていた」と、ドラゴンズブルーに染まる新兵器を自慢した。

年末年始は、担当した八木スカウトの東京の自宅に寝泊まりし、練習漬け。実家に戻ることなく、12月25日から1月4日まで、体を鍛え続けた。「自分の思ったこと、信じることをやり遂げろ」。同スカウトからのゲキを胸に、7日からの新人合同自主トレを迎える。