今年こそ「がばいシリーズ」だ。西武辻監督が6日、地元の佐賀市内で小学生と中学生に野球教室を行った。毎年恒例のイベントだが、今年はリーグ優勝後。「ちょっとした有名人。佐賀ですもんね」と故郷の盛況ぶりを体感した様子だった。

12球団では広島緒方監督も佐賀出身。昨年はCSファイナル敗退で、惜しくも日本シリーズでの対戦は実現しなかった。「去年はうちがこけたから仕方ない。セ・パで優勝しているチームが最後までやれれば盛り上がる」と再挑戦への意欲を示した。3月2日には2年連続で佐賀で広島とのオープン戦が開催される。昨年の交流戦は2勝1敗で勝ち越した。「今年は大変でしょうけど、目標にやります」。菊池のマリナーズ移籍、炭谷、浅村のFA移籍と戦力流出は大きいが、佐賀の地で日本一の頂を見据えた。