日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(17=金足農)が、新調したグラブに1つの言葉を刻んだ。

9日、2軍施設の千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレに参加。この日、キャッチボールで使用したのは、新調したばかりというミズノ社製のオレンジ色のグラブだ。色、大きさや型に変化はないが、刻みこむ言葉も変わらない。高校時代から、グラブにはこんな言葉を刻んでいた。

“人生前から”

「きついときや苦しい時に怠らないように」と理由を明かした。高校時代のように常に原点で、という気持ちがあるからこそ、この言葉を刻んだ。プロでのキャリアをスタートさせた17歳は、変わらない精神でプロの世界を生き抜いていく。