昨夏の都市対抗に出場した七十七銀行(仙台市)が18日、宮城・利府町の利府支援学校で野球交流会を行った。

同支援学校の安井大悟講師(30)が15年まで同野球部に在籍していた縁で2年連続の開催。小河義英監督(41)らスタッフ3人と選手5人、OBで元楽天投手の相原和友氏(29)も参加し、中等部3年の男女20人と約1時間30分、軟らかいボールを使ったトス打撃や的当てピッチングなどで交流した。

生徒たちは3班に分かれて、投打の基本動作を体感。それぞれサインボールもプレゼントされ、「上手にできて楽しかった。褒めてもらってうれしかった。もっと上手になりたい」と喜んだ。安井講師は「外部の人と接する機会が少ないので貴重な体験になります」と感謝した。小河監督も「頑張る姿を見て活力やエネルギーをもらい、楽しく交流させてもらった」と笑顔だった。

今季のチームスローガンは「絆」、サブテーマは「1への執着心」。清野友仁新主将(31)は「支えてくれる方との絆を大事にして期待に応えたい」と、新元号元年の東京ドーム出場を目指す。【佐々木雄高】