右ふくらはぎの肉離れでキャンプ2軍スタートとなった中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が25日、キャッチボールを再開した。合同自主トレを行うナインとは別メニュー調整だったが、ナゴヤ球場室内練習場で、23日の故障から中1日でボールを握った。

「(投げた感触は)もう普通ですね。悪くはないですし、想定内かなという感じです。できることはしっかりやろうと、やらせていただきました」。右足の状態を確認しながら、約30メートルの距離まで伸ばして約15分間、投げ続けた。

キャッチボールに立ち会った溝際トレーナーは、「投げることに関しては、全く問題ない」と上半身中心のトレーニング再開に太鼓判を押した。

根尾は23日、ベースランニング中に、右ふくらはぎに違和感を覚え、病院に直行。「右腓腹筋肉の軽度の肉離れ」と診断された。2月1日からの春季キャンプは当初1軍スタートだったが、沖縄・読谷の2軍キャンプからに変更。今日26日には、母校大阪桐蔭の卒業式に出席後、沖縄入り。27日からの合同自主トレ期間は、患部の回復具合を見ながら練習メニューを調整していく。【伊東大介】