楽天ジャバリ・ブラッシュ外野手(29=エンゼルス)とアラン・ブセニッツ投手(28=ツインズ)が28日、本拠地の楽天生命パークで石井一久GM(45)とともに入団会見を行った。

米マイナーでは9年間通算で768試合に出場し、169本塁打、500打点、2割6分6厘を記録した4番候補のブラッシュは「パワーも強みだけど、それ以上にボールをしっかり捉えることに自信がある。チームのためにフォアボールを選ぶ打撃もできる」と頼もしいコメント。異国の地での適応についても、昨季エンゼルスで同僚だった大谷翔平投手(24)とアジアの野球について話す機会があり、ヒントを得たという。「(大リーグに比べ)変化球が多い。それを焦ってチェイスしがちになるけど、泳がずチェイスしないことが大事」とうなずく。

同時に会見に臨んだブセニッツが昨年12月に第1子となる長女が誕生したばかりと聞くと「オレは野球と結婚してるんだよ」とニヤリ。「いい選手であると同時にいい人間」と敬意を表す大谷から楽天との契約後に「グッドラック!」と激励を受け、モチベーションも高まる。初めてとなる日本のキャンプに向け「自分のスイングをすることがチームのためになるはず。日本の投手の特徴をインプットして、体もメンタルも準備していきたい」と早くも気合を入れた。