中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が28日、沖縄・読谷球場での2軍合同自主トレでリハビリメニューをさらに増やした。

この日は27日のメニューからティー打撃を実施しなかったが、前日のキャッチボールでは約50メートルだった距離を約70メートルまで伸ばした。23日のナゴヤ球場での合同自主トレで右ふくらはぎの軽い肉離れを発症。その時以来のノックも受けた。マシンを使ってのバント練習も約250球と前日より微増。ひと振りごとにトレーナーと体の使い方を確認する素振りも約10分間、行った。

この日の読谷村の最高気温は19度。日差しの強い天候も根尾の動きをフォローする。「温かいところで、動くことができている。成果が上がっていると思う。自分から意図を伝えて、トレーナーとコミュニケーションも取れている」と根尾。根尾流アレンジのリハビリ効果で、1軍合流への視界も良好だ。