広島船越涼太捕手(25)が31日、宮崎・日南市天福球場で休日返上で打撃練習とスローイング練習を行った。

雨粒が室内練習場の屋根をたたく中、1人で打撃マシンを相手に172球打ち込んだ。バットを捕手ミットに持ち替えると、今度はマシンの球を捕球。捕球からスローイングまでの形を繰り返す練習を63回行った。

25日からの先乗り合同自主トレでもただ1人、早出特打を欠かさずに続けた。2年ぶりとなる1軍キャンプを翌日に控えた意気込みの表れでもある。「スローイングが徐々に良くなっているので、1軍に呼ばれたと思っている。それを発揮するのと、打撃でも結果を残したい。(今春は)ラストチャンスくらいの気持ちで来ている。(休日返上は)ずっとやってきたので、まったくやらないという選択肢は僕になかった」。明日2月1日から始まる1軍捕手争いへ、臨戦態勢は整った。